会話でのリハビリテーションとは?

こんにちは!
作業療法士のあべちゃんです!

今日のテーマは「会話で脳を元気に!」です。w

「え?!会話でリハビリってどういうこと?」って疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんので、説明していきますね。


 私は、8年間、通所リハビリテーションで常勤1人で働いてきました。
常勤1人ですが、1日に対応する人数は一番多い日で36人という…スパルタな現場でした。


リハビリの単位をしっかり守って、なんてできやしないので、そこで考えたのが、私に接すること自体がリハビリになるようにいう工夫でした。


まずやったのが、たわいもない会話をするときに、常に相手の脳を「ハッ!」と驚かすことです。


例えば、利用者さんが「あべさん、明日は雨かな〜?」って聞かれたら…

「そんな飴が降ってきたら、痛いじゃないですか(笑)」と返します。

そうすると..一瞬何を言われたか分からないけど、「ハッ!」と、次の瞬間に気がつくんです。

「何言ってるんや!(笑)飴じゃなくて「水の雨!」!」という風にです。


常に、言葉を変換して、会話をして相手の脳を動かします。
これと同時に必要なのが、間合いです。


単純に会話を続けるのではなく、
一瞬、会話にを持たせて、相手の予想と反対の言葉を発します。


この本当にわずかな一瞬に、利用者は私が次に何を言うのかを考えるので、ここでも脳をフル活用。


そして、最後に相手の予想を裏切る言葉を言って、笑いを誘って終了です。


このように、リハビリテーションというのは、ただ体を動かすだけではなく、会話も利用することができるのです。


ぜひ、ご活用いただければと思います。


「くも」▶︎雲、蜘蛛

「あめ」▶︎雨、飴

「古市」▶︎古畑一郎



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