作業療法士のあべちゃんです。
今日は私が過去8年間通所リハビリステーションに在籍していた間に取り組んでいた階段昇降運動についてお伝えしていきます。
階段と言えば…
■しんどい!
■つらい
■できるなら避けたい
そんな動作であると思います。
しかし、実際に、私も自分自身で実験をしたのですが、階段という動作は思わぬメリットが存在していたのです。
まず、信じられないかもしれませんが、つまづきが減少します。
次に、歩幅が大きくなります。
最後に、ふらつきが減少します。
これは私自身が6ヶ月、一度も階段を登らない生活をした時の経験を元に発見したことでした。
私たちは、普段、歩いているから大丈夫と思いがちなのですが、想像以上に筋力は使っていないということなのだと実感しました。
歩くときには、必ず片脚で立つ瞬間があり、そして、踵で床を蹴りあげて一歩を踏み出します。
簡単に言ってしまうと、階段昇降は歩くために必要な動作を自然とすることができるのです。
3ヶ月会談を登らないでいたときに発見したことは、まず、つま先が上がらない瞬間があるために、つまずきやすくなったことでした。
その次に、膝周りの筋肉が落ちた感じがあり、歩いているときに膝が「カクッ」と抜ける感じが度々起こるようになりました。
そして、何よりも驚いたのは、足全体が細くなったことです。
特にふくらはぎは一目瞭然なくらいに痩せていきました。(※栄養状態にもよります。)
そして、歩くのがしんどくなってしまったので、徐々に出かけるのも嫌になっていきました。
みなさんに、お伝えしたいのは「歩く」というのは、生活に直結し、そして、前に進み出すための動作ということです。
健康に欠かせませんので、ぜひ、皆さんも階段昇降を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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