聴活のススメ

こんにちは!言語聴覚士の園田です!
今年は例年に比べて8日も早く梅雨入りしましたね・・・。
雨が続くと外出する機会も減り、家の中で過ごす時間が長くなり事で、ついつい長々とテレビやスマホを見続けてしまうのではないでしょうか?
特にテレビは、画面から情報が一方的に近い形で流されるので、あまり脳を活性化されないと言われています。

そんな時におススメしたいのが、耳で聴くこで脳が鍛えられる”聴活”です。

目次

聴くことで脳を活性化

テレビでは視覚的な情報があるため、脳の中でイメージをすることがなく、殆ど脳が活性化されていないと言われています。
しかし、ラジオや音声アプリの視聴では、聴覚からの情報に限られる為、テレビに比べ、考えることや思い出すこと(想起)、理解することが集中する事が必要であり、脳が活性化されやすくなります。

ある実験で、1か月間、毎日2時間以上ラジオを聴いた人と聴いていない人との脳部位の変化をMRI脳画像を比較分析したところ、イメージの記憶に関係する右側の脳の部位や聴く力に関係する部位が大きくなったという研究結果もあるそうです。


最近はラジオだけではなく、スマホでポッドキャスト、rajiko(ラジコ)やオーディオブック(ブルドッグのCM)やVoicy(ボイシー)等の音声アプリでをスマホで視聴できる様になり、ニュースや仕事や健康・料理・子育て等の生活で役立つことや語学・歴史などの学習、映画・音楽などのエンタメ、芸人やタレントさん等の有名人のトーク等、様々なジャンルの番組を聴くことができます。

ここ数年、コロナ禍で自宅で過ごす時間が長くなり、音声アプリを使う方が増えたそうです。

上記のような番組だけではなく、好きな音楽を聴くだけでも、記憶や感情が刺激されるので、十分”聴活”になると思います。

高齢になり、最近は耳が遠くなって聴かなくなったいう方も、イヤホンや補聴器などを活用して、ぜひ一度、”聴活”を試してみてください。

毎日・楽しく”聴活”を!!

スマホや携帯などの登場で我々の生活はとても便利になりました。しかし、気付けば、電話番号や目的地までの道のりを憶えられなかかったり、最近では漢字を思い出せない等、われわれ人間の脳はどんどん退化しているのではないでしょうか?

しかし、今やスマホ・携帯はわれわれの生活において、なくてはならないものになっています。

ならば、その便利な道具を上手く活用して生活をしていく必要がありますよね。
”聴活”はその一つの手段になるのではないでしょうか?

でも、脳を鍛えるために”聴活”頑張るでは続けにくいと思いますので、自分の興味・関心のある分野を探して頂き、
毎日、楽しく続けられる”聴活”をおススメします!!

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